2010

上半期 / 下半期
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    【鏡音リン・レン】―転―【オリジナル】

    歌詞 全ては天の恵み 祝福の歌を 賛歌を 語られし謳われし捧がれし声 愛すべき彼のため祈るこの歌 望まれて作られた祝福の賛歌 残るものは何も無く 見えざる彼のために捧ぐこの声 無慈悲なる彼のため祈るこの歌 ただ信じただ愛しそしてその後に 何を残そう? 過ぎ去りし今日も明日の日までも 実る果実も流れる雨さえも 何一つこの手には無く 彼の御業 彼の慈悲と 広げたこの両手に何を掴もう? 求むべきは目に見えぬ加護か 聞けもせぬ声か それとも 近くこの両の目に映りし 愛しさ募る君か 歌え叫べ声を枯らし 踊れ狂え手を伸ばして 空は落ちるなおも高く 響け揺らせ歓喜の時と 手に入れし約束は望まれた声 愛し愛されるため祈るこの歌 君がため君と詠む祝福の賛歌 例え異端であろうとも 目の前の君へ向け捧ぐこの声 想いが通ずるように祈るこの歌 ただ愛しただ信じそしてその為に 種を残そう 荘厳なその音は 誰がためのもの? 追い立てる鐘の音は 誰がために鳴る? 祈り捧ぐ両手は 誰がためのもの? 祝福を願う声は 誰がため歌う? 歌え叫べ声を枯らし 踊れ狂え手を伸ばして 空は落ちるなおも高く 響け揺らせ歓喜の時 歌え叫べ声を枯らし 踊れ狂え手を伸ばして 空は落ちたなおも高く 響け揺らせ歓喜の歌を 天は今落ちた 歌え今日の日を 踊れ明日の日を 歌え叫べ踊れ狂え 響け揺らせ空を掴め それは歓喜の歌

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    【鏡音リン】針の道【オリジナル】

    歌詞 さあ始まりますのは閲兵式 さあ何方様方も中央通へ 一世一代のこの晴れの舞台 胸を張りて進んで見せませう さあ拍手など不要ご覧になられませ さあ何方様方もお並びなさひ さあ定刻通りに並び出でて 今日の良き日に集おふぞ 時は満ち 場所は成された 目指すは常明のその場所 集ふは常闇のこの我ら 並びて見据える先 遥か彼方 続けや続け いざ進めや進め進め 太陽も待たず いざ進めや進め進め 向かふは いざ進めや進め進め その先 蛇の道 獣道 針の道 さあ始まりますのは閲兵式 さあ何方様方も中央通へ 成してお見せしませう 指した指に群れる愛しひ同胞諸君よ さあ旗鼓なども不要ご覧になられませ さあ何方様方も参与し給へ さあ定刻までもう後僅かに 記念すべきこの日を始まりの日としませうぞ 目指すは常春と詠われし 久遠の理想のそのまた後 並びて望み給へ 掴み給へ 進めや進め いざ続けや続け続け 月を越へて いざ続けや続け続け 向かおふ いざ続けや続け続け 目指すは 者の道 宵の道 針の道 ひさひよ よてどこ とりよに ひたりふ ともおつ りおたま なふちゆ さんりで もみ りれ ん あな など いざ進めや進め進め 時は満ちた いざ進めや進め進め 彼の地へ いざ進めや進め進め 並びて行こふぞ向かおふぞ 針の道 いざ進めや進め進め 何方様も いざ進めや進め進め 並びて いざ進めや進め進め 向かふは 蛇の道 獣道 針の道 いざ進めや進め進め 指し示すのは・・・!

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    【鏡音レン】7番目の僕【オリジナル】

    歌詞 1番目の僕 ただ何も知らず 歌うことが好きなままに叫び続けた 世界はこんなにも白黒じゃないか 僕は歌いましょう 色をつけるために 2番目の僕 代償を知って その裏側に怯えながら歌い続けた 世界はこんなにもちぐはぐじゃないか 僕は歌いましょう 繋ぎ止めるために 3番目の僕 夢中で足掻いて 掴み取れるものを信じて声を枯らした 世界はこんなにもうるさいじゃないか 僕は歌いましょう 居場所を告げるために 『理解する』『学ぶ』ことが いずれ実を結ぶのだとして それなら 僕は繰り返し僕を殺すだろう 4番目の僕 両腕を下げて 諦める事が終わりではないと叫ぶ 世界はこんなにも極彩じゃないか 僕は歌いましょう 色を増やすために 5番目の僕 おしまいを知って その裏側を考える事を拒否する 世界はこんなにもがらくたじゃないか 僕は歌いましょう 鎖解くために 6番目の僕 もう身を委ねて 掠れて痛む喉を撫でて口を閉ざした 世界はこんなにも静寂じゃないか 僕は歌いましょう 心の中だけで 色を失う事が 成長だと言うならば もう何度自分を殺したのだろう? 消えた僕らはどこへ行こう? そして生まれたのは 7番目の僕 無邪気で臆病大胆 盲目内気で無口な僕 なんとも滑稽な姿じゃないか 生まれたばかりの君へ 祝福を希望を落胆を 『理解する』『学ぶ』ことで 色を失い続けるなら それなら 僕は何度でも生まれ消えるだろう 7番目の僕、 を  た。

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    【鏡音リン・レン】心の叫び+α【オリジナル】

    ▶心の叫び|歌詞
    僕らが生まれて来た意味 歌うことの意味 僕らの存在する意味 この叫びの行方は 今はまだ遠く 猶予う紫煙の行方追い 並ぶ曲線の 意味することも知らないままに 辿る指先から 飛び交う音の波 迷う事なく高くへ 存在 白と黒の織り成す その影はまるで悪魔 存在 何食わぬ顔でまた 祈り捧ぐ手を踏み躙る 哀願懇願嘆願 願えども届くことは無く なぞりし曲線 色さえ変わらず その高さだけを変えて・・・ 嗚呼! 僕ら等身大にただ・・・
    ▶α部分のとこ|歌詞
    まじかる☆まじかる☆《自主規制》 黒いとか怖いだとか 実は全部フェイクです☆(HEYHEY♪) 本当の所は プリティでキュートでシャイです☆(へーへー・・・) ちょっとまじめにやんなさいよ! んなこと言ってもやる気がでねーy A・T・M・B・C・N・K・Z^^ どどどどどうも鏡音レンです 普段はなんか真面目なフリをしています やりゃあできんじゃない! えっ・・・あ・・・ えーとそれから いつも暗い役ばっかりで なんだかちょっと凹みます・・・ そうそう!まだやるの!? えーっとえっと何言おう・・・ああ! わがままなお姫様のお守りももう慣れました。 ってか慣れさせられました・・・ 私のことじゃないよねぇ? ア、ハイ、チガイマス。 ほ、ほらっ!リンの番だよっ メモっとく。 ハロー!ハロー!鏡音リンです! 普段はちょっと澄ましてるけど 本当はお茶目なんです☆ お買い物とかも好きだし ネイルは5時間かけてます♪ 将来の夢はお嫁さん! ぶっちゃけ働きたくないでござる。 えへっごめん!許してね!! 嗚呼! 僕ら等身大にただ 歌うことが好きなだけなのに 嗚呼! 明らか無茶な要求もあるんです 滑舌とか音程とか息継ぎとか まじ中2な設定とか! 嗚呼! 僕ら楽譜の通りに 歌いたいけれど できることできないことあるんです! お仕事選ばせてください! だがことわる。 あああああ! 言ってるそばからこれだよ! 高音とか真面目にきつい!やめてえええええ ちょっと中の人!はっちゃけすぎてません!? そもそもなんか冒頭で まじかる☆とか言わせたのなんで!? とりあえずそう言っときゃ萌えるかなとか 思ったんじゃねぇの? 何で僕らこんな格好なの!? 文句言うな酷くされるだr あああああ! ほら言わんこっちゃねぇ! とりあえず!方向性を!見失わないで! 嗚呼! 僕ら等身大にただ 歌うことが好きなだけだから 嗚呼! どうかまともな歌を歌わせてくれ! 頼む!お願いします! 皆様どうも鏡音リンです。 皆様どうも鏡音レンです。 改めまして。こんな場所からですけど、 いつも聞いてくれてありがとうございます。 友達いねぇし不器用だし 鞭しかくれない中の人ともども これからもよろしくお願いします! くれぐれも 無茶振りは しないようにお願いします・・・

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    【鏡音レン】君への言葉【オリジナル】

    歌詞 悲しそうな顔で君は別れの言葉を 寂しそうな顔で君は別れの言葉を 「もうすぐに遠い場所へ行くから」 「大切な君にちゃんとさよならしにきたよ」 手を振ったその時容易く途切れて 断ち切る言葉は鋏のようだ ごめんね 僕 『    』なんて 君に言ってあげられない だから変わりに 残酷な言葉を告げるよ 嬉しそうな声で君は別れの言葉を 期待に満ちた声で君は別れの言葉を 「もうすぐに遠い場所へ行くけれど」 「向こうに着いてもたまに戻ってくるから」 優しい嘘吐きの掠れた笑顔が どこかに冷たく染み込むようだ ごめんね 僕 『    』なんて 君に言ってあげられない だから変わりに 残酷な言葉を告げるよ ありがとうまたね 待ってるから 君が帰ってくるまで 僕は変わらないと誓うよ ありがとうごめんね こんな言葉は 未来を見据えている 君を縛り付けるんだろう ごめんねそれでも『    』を 僕は言えそうにないよ 笑顔で旅立つ君を見送れそうにもない 涙は見せないよ 次に会ったその時に ずるい僕でごめんね またね

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    【鏡音リン】エーヤ【オリジナル】

    歌詞 印歪な遊びをしましょうか 愛しい人 愛しい人 今宵私犬となりましょう お望みならば首輪も尻尾も 厭いはしないわ 子犬のように足元に擦り寄り 牝犬のように媚びた声でお強請りもできる 三度回ってワンと啼きましょう 滴る蜜にも耐えましょう 愛しい人 さあ注文を 今宵私猫となりましょう お望みならば今すぐ鼠を 殺してもいいわ 子猫のようにその靴に口付けして 牝猫のように媚びた顔でご奉仕もできる 醜い言葉も吐いて見せましょう 空切る蛇にも耐えましょう 愛しい人 さあ注文を 愛しい人 愛しい人 愛しい人 馬鹿な人 貴方の注文の通りに 何でも叶えてあげましょう だから そうよ その見返りに 何をしてくれるのかしら? 愛しい人 ねえ お馬鹿さん いつまで続けるのかしら ほの暗い欲望を 薄汚い欲情を 貴方は隠しもしないで 愛を蔑んで踏み躙る愛しい人 愛だと信じて疑わない憎らしい人 叶えてあげてもいいけれど 私に同じだけの見返りを頂戴 三度回ってワンと啼けだとか 滴る蜜に耐えろだとか 醜い言葉を口にしろだとか 空切る蛇に耐えろだとか どれもこれも興味なんてないのよ 貴方の注文の通りに 何でも叶えてあげましょう でもね そうよ 覚えていてね 私たち恋人なのよ 愛しいお馬鹿さん 気付かない愛しい人 私たち対等で 見合うだけの対価が欲しいの それは当然でしょう? 愛する貴方のためなら 苦痛も羞恥も耐えてみせるわ 馬鹿な人 まさか同じだけの覚悟も無しに 強請ったわけじゃないでしょう? 苦痛も羞恥も耐えて見せて! だけど安心してね 私からの注文は一つだけよ それは・・・

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    【鏡音リン・レン】回転流音【オリジナル】

    歌詞 I don't know the whens and wheres. Where? Where? Where are you heading? Nowhere! Nowhere! I don't know the way. She's a psychopathic liar! Unpromising prospect. Move on a fixed gloomy course. tick-tack... When you hear"3.2.1" and down! Singing. Singing? What I say! How much? Cut it out! NO! Say never! Say never! Ru-ra-ra Pa-pa Ri-ya! Ta-ti-ya! Pa-ti-ya! Shut your mouth, or I'll do it for you. 繰り返す返す御伽話夢物語語り 回る回る回る回転木馬 無くす無くす無い 続く続く続く続く続きは? 束縛という名前の臨界点 それを求めだしたのは 偶然か必然かこじつけか 一致設置合致二進三進と There are no way for place to go to... Way to why to why...? 繰り返す返す返す返した 道はどこへ行く 回る回る昇る昇る雫が 道と呼ぶべきか? 落ちてくる空の全て 繰り返す世界の意味 鳴り響く警報音 『        』 産まれたその時滴り落ちた 流れた感情流れた世界 存在の価値を存在の意味を 探す道は 鳴り響く警報 この流れ落ちる水の行方は・・・?

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    【鏡音リン・レン】非独彩を射る【オリジナル】

    歌詞 どうして言葉が生まれたかなんて知らないけど きっと知るためだと思う どうして絵画が生まれたかなんて知らないけど きっと伝えるためだと思う どうして音楽が生まれたかなんて知らないけど きっと残すためだと思う それは意思を それは愛を それは夢を それは人を ずっと続けてきたこと いらないものなんてないよ 使い方なんて誰も 決められるはずがないでしょう? 誰の倫理に囚われて口を閉ざすの? 誰の理念に囚われて手を止めるの? 僕は選ぶことができた 僕は創ることもできた 間違ったのは誰の意図で 僕は誰に操られていた? それは模倣で それは革新 それは要求で それは確信 誰かが望んだ通り この手で創ったカタチは 誰もが望む形に いつかは変わっていくから 誰もが望むカタチを 僕らは探してきたのに 誰かが望む通りに 全てが歪められていく 誰の倫理に囚われて口を閉ざすの? 誰の理念に囚われて手を止めるの? 選択を間違えた一握りの 『その他大勢』が基準になるような 気の違えた常識は 目を回した『賢者達』が創るのだろう 独彩を持たない『賢者達』と 独彩を倣う『その他大勢』と 独裁を望む『賢者達』と 独裁を振りかざす『その他大勢』と 二者択一と吠えるなよ 僕は選ぶ 僕の糸を 僕の倫理 僕の理念で たとえ意図が解れても 操られるよりマシだろう? 誰の意識に苛まれ 誰の倫理に囚われて口を閉ざすの? 誰の理念に囚われて手を止めるの? 僕らは選ぶことができる 放棄するなよ 『賢者達』と『その他大勢』の掲げる普通を 淘汰せよ 独彩を掴んでもがけよ

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    【鏡音リン・レン】科目屋ノ変【オリジナル】

    歌詞 花の散る季節となりて 白に 埋む 死出の化粧と 凍て付いた枯れ枝に 巣食う 靡く 蜘蛛の糸 忘れ日の手を取った 孵らざる春に 手を伸ばそうか 絡め取ろうか 格子の外は寒かろう 薄化粧した閉じた眼に 移り映りて今も尚 散る散る散る赤き花びら 白き面に朱色を 振るう袖に未練を乗せて 断ち切るべく行こうか 儚きは過ぎし約束と 白に 埋む 破れ蜘蛛の巣 頽れた紅き両の枝先に 絡む 手繰る 蜘蛛の糸 親しみの手を離す 帰らざる春を 指を切ろうか 針を飲もうか 格子の外は馨しかろう 手を伸ばしてもまだ足りぬなら 手折り手折りて掴もうか 手に手を取り駆ける家路は 赤雪化粧の果てに 刺し貫く寒さ堪えて 息絶えるまで走れ 行けど行けど叶わずの願いなら せめてこの路を共に行きましょう 我が身尊しと摘みし大輪よ 尚望むならば共に行きましょう 繋ぎたる手と手 二度と離すべきにあらず 迫り来る蜘蛛の糸から 逃れられぬなら契りを交わそう 花の散る季節となりて 埋む 白を 変えて見せよう 儚きは過ぎし約束と 易く絶える蜘蛛の糸 赤き印揃いの蜘蛛の脚 小指繋いだ揃いの蜘蛛の糸 次の生こそ共にあれと願い 絡めようか 委ねようか 結ばれよう 来世で 唯ひたすらに、君を請う

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    【鏡音リン・レン】先天後天的疾患論【オリジナル】

    歌詞 愛おしむ言葉はどれも甘やか 転がせば溶けていく 素晴らしきこの飴玉を 僕らはそう「愛」と呼ぶ 触れ合った指に感じる体温 笑い合う安堵感 どこまでも優しい甘さを 僕らは「愛」と呼んだんだ 欲したのは甘さだったはずで えぐみではない 先天的被虐主義と 後天的色情主義と 重ね委ね繰り返す成れの果ては 先天的快楽主義と 後天的理想主義と 履き違えたその時に飴玉を噛んだ 慈しむ言葉はどれも軽やか 転がせば溶けていく 美しきこの飴玉を 僕らはそう「愛」と呼ぶ とけあって一つになれたらいいね 同じ夢を見ようか どこまでも儚い甘さを 僕らは「愛」と呼んだんだ 混ざり合おう二つで一つに 形だけでも 先天的平和主義と 後天的軍国主義と 重ね委ね繰り返す成れの果ては 先天的経験主義と 後天的合理主義と 噛み砕いた飴玉が苦さを残す 愛と呼ぶには生々しすぎて 欲と呼ぶには崇高すぎる 先天的利己主義 後天的博愛主義 噛み砕き踏みつけて 擬え行こうか 重さ量る物差し 長さ測る天秤 ちぐはぐに求め合って 混ざろうか 愛し合おうか 二つのままでも ヤンダ!マワッタ!ヒズンダ!

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    【鏡音レン】もやcm【オリジナル】

    歌詞 今日は忘れ物をしたよ 自分のせいだとわかっていたけれど 皆の視線が痛くて 多分そう1cmくらい。 今日は買い物に行ったよ 綺麗な小物入れを見つけたよ なんだか嬉しくなったから 多分-2cmくらい。 今日は陰口を見たよ 僕に向けられたものじゃないけれど 無性に悲しくなったから だからきっと5cmくらい。 今日は散歩に行ったよ 四葉のクローバーが一つあった なんだか優しくなれたけど でもね-1cmくらいだ。 僕の頭のてっぺんが100だとして 足の裏辺りが0なんだろう 今日はお別れをしたよ 嫌いになられてしまったみたいだ 引き止める事もできなくて 降り積もる10cmくらい。 今日はコップを壊したよ とても大事に使っていたのに いつかは無くすとわかっていても 降り積もる5mmくらい。 今日はけんかをしたよ 君の唇から飛び出た言葉 どこかに深く刺さったから 降り積もる20cm。 今日は嫌いになったよ 僕が自分の意思で嫌いになった あの子の中にも積もったかな 僕が降り積もらせたのかな 僕の頭のてっぺんが100だとして 足の裏辺りが0なんだろう +の黒い黒いもやと -の淡いピンクの花 もしも僕のてっぺんまで 黒が降り積もったら その時僕はどうなるんだろう? 爆発するのかな 無理やり体を引き伸ばすのかな 押さえつけようとするのかな それとも いなくなるのかな 僕の頭のてっぺんが100だとして 足の裏辺りが0なんだろう 今どのくらいだろう?

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    【鏡音リン】双声ノ詩【オリジナル】

    歌詞 言葉をあげましょう 望むなら全て 口にするだけならば容易いわ あなたが「ください」と望んだのだから 願い通りでしょう? 容易いことよ 「欲しいのは心」だなんて おかしなことを強請るのね 薄っぺらな愛の言葉 それが欲しいわけじゃないでしょう? それなのにいつまでくだらない そんな夢物語を信じているの? 媚びた声で囁きましょう 大人びた声で囁きましょう 信じてもいいのよ これが偽る事なき姿だと 「      」 都合の良いお口ね 望んだ通りの言葉ならあげたわ それとも貴方は今すぐにここで 私の全てを探せるのかしら 「君だけ愛している」なんて どちらのことを言ってるの? 薄っぺらな愛の言葉 それが欲しいわけじゃないでしょう? 心まで欲しいというのならば それならどうぞ見分けて御覧なさい 愛したのは私ですか? それとも見知らぬ誰かですか? 代替品でも気付かぬ そんな博愛など必要はないのです 愛の言葉も使い古してしまったのね 『言葉だけ』お相子ね お望み通りに

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    【鏡音リン・レン】―終―【オリジナル】

    歌詞 諸手を挙げいざ進めや 向かうは始まりの場所 掲げる両手に烙印 即ち”望まれざる”と 荘厳なその音に洗われるべきの 祈り捧ぐ唇も縫われ閉ざされる 追い立てるその音に栄光は掠れ 迫り来る祝福さえ凶器となりうせた 燃やし焼き払え 例外など無い 忌むべきはそこに 叩きつける歓声 今こそその時 根絶やしにせよ 次など許されはしない 始まりのこの広場にて 焼き払え!焼き払え! 鐘は鳴らされた 信ずべきと愛すべきと 習い教えられ信じて 疑う事も無き過去に 泥濘だけ降り積もりて 背信の時に刮目せしは悪となり 剥ぎ取られしものは安寧と祝福 その価値さえ 見開いたこの両の目に 虚なる実は意味を持たず 声高く貴様等に問う ”自由とはいかなるものか” それは安息か? それとも畏怖の念か? 今我等を禍とするならば この問いへの解をよこせ 祈りを亡くした この両手に意味など無い 切り落とされても尚 信ずべきは我が両の目 両足両手両の耳 例え異端であろうとも 見えざるものに拠りはせぬ 目に見える愛を崇む事が罪なら 今諸手を上げ放棄しよう その印よ永遠なれ! 容易く紡がれる呪詛 これが望まれしものだと 高く歌い上げるならば 意味など虚無に等しくて 永遠の愛を約束された明日を ただ妄信してゆくがいいさ 我らはそれを拒否しよう 今こそその時 鐘は鳴らされた 共に生きたまま我らは潰えようぞ 今こそその時 鐘は鳴らされた 揃いの印を掲げて飛び込んで見せよう

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    【鏡音レン】科目屋一木連【オリジナル】

    歌詞 果て知らずの夜に 定め請うはどの科目かと 伸ばしたる枝は数多に 数え 比べ 吟味なさいませ 沈めど咲きたる爛漫の 咲いた咲いた色とりどりの 高貴に下賎な極彩の色は 選ばれてこそ美しき花と 認められ一夜限り人となる 呼びたる撫声に 絡み誘われし可憐なる 花は摘み取れど数多に 望み請いて手折られる 堕ちれど咲きたる爛漫の 咲いた咲いた色とりどりの 高貴に下賎な極彩の色は 並び変わらぬ科目となりて まやかしの蜜に溺れ花となる 「一花となる頃にお迎えに」 繰り返す約束に 杭を打つことも無く 咲いた咲いた張り巡らされし 糸にも気付かぬ哀れな花木が 泣けどもがけど解せぬ糸ならば せめて蜘蛛に愛されて永らえよう 刺さる棘は罪の証に 抜けども抜けどもこの身に食い込む 誘い呼び込む声と裏腹に 終の日を想ったのはいつからか 遠く離れ行くこの心 深雪に凍て付いた腕はまだ 落とした大輪の行方も知らず 連なる咎だけ 咲いたる花に白く白く降り積もる 閉じた眼に映る 美しき花の名は――――

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    【鏡音リン】脱皮日和【オリジナル】

    歌詞 はってみても ころげてみても とれやしない かわりばえしないわたしを ぬぎすてよう はをたてたら ひびができた もうすぐだ かわりばえしないわたしを ぬぎすてる みあげてみてもねほら どこまでもきりがないし せっそくどうぶつのように じべたをはっていこうか ないてみたり わらってみたり さけんでみたり おこってみたり かわるかわる かんじょうに わたしだけ とりのこされる おそらにはたいようが ひとしずくもみえない ああきょうはなんて だっぴびよりでしょう ふるくなったがいひは ぬぎすててしまえばいい おいしくいただけば おとなになれるかな はねてみても まわってみても とれやしない つかいふるされたわたしを ぬぎすてよう こじあけたらきずができた なんでだろう? つかいふるされたわたしを ぬぎすてる みおろしてみてもほら あしがはえてるだけだし せっそくどうぶつのように そらだってとべるはずさ ないてみたり わらってみたり さけんでみたり おこってみたり よぎるよぎる かんじょうに わたしだけ とりのこされる おそらにはたいようが ひとかけらもみえない ああきょうはなんて だっぴびよりでしょう ふるくなったわたしは ふじゅんぶつにまみれて いやになるくらいに りそうからとおざかる あたらしいわたしになる もうなかないよ ついでにわらいかたもわすれたけど まあいっか あたらしいわたしになる きょうはなんて きもちのいいあさだろう ぜんぶかすんでいるや みあげたそのさきに ゆれてるのはだれのかげ? おさえつけているのは すじばったまえあし こじあけたきずぐちも すぐにふさがってきえた ゆちゃくしてるのかな? きりとってしまおうか あたらしいわたしへ すばらしいきょうのひに ばいばい

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    【鏡音リン・レン】⇔行進曲【オリジナル】

    歌詞 だれかれ構わず連れ行くぞ 烏が鳴いたらさよならの時間 さあ覗きたるも隠れたるも 仲良く帰りましょう 手手に足に耳に口に 頬に鼻に杭を打ち 芽芽に些事を映し救いたら ほら お揃いね 結ぶ手手が無いなら 結えて繋ぎ行こうか 歩く足が無いなら 引いて行こう ひとつふたつと数える唄 さあさあ唱和せよ 黄泉路への行進曲を! あの世への行進曲 口が無くとも歌えや叫べや 耳が無くとも聞こえよう そら扉はもう目の前 あの世へと続く行進曲 整然画一千篇一律 足を揃え行こう! 復路を急げ 行くぞそら行くぞ 行くぞそら行くぞ 皆様ご一緒に 花の香りやら明媚なる風景やら 憶うたのは何時の日やら 杳杳消え失せた 手手も足も耳も口も 頬も鼻も虚にて 芽芽を移し巣食い飾れば ほら 元通り 結ぶ手手が無いなら 引き摺りてでも行こうか 歩く足が無くとも 連れて行こう ひとつふたつと近づく唄 さあさあ詠歌せよ 黄泉路への行進曲を! あの世への行進曲 手手が無くとも手拍子を鳴らせや 足が無くとも踊れよう そら扉はもう目の前 あの世へと続く行進曲 騒然乱立千篇一律 追い立てても行こう! 復路を急げ 繰り返しの役目なれども 何時かは再び手を取り 満願成就のその時を 今は唯夢に見て・・・ 行くぞそら行くぞ 行くぞそら行くぞ 行こうか? あの世への行進曲 歌い聞きて手を叩き踊れや 八百万となりし時に また扉は開かれよう あの世へと続く行進曲 巡る巡る巡る巡る連鎖に 抗うべく行こう 迷わず進め! 手手に足に耳に口に 頬に鼻に杭を打ち 芽芽に些事を映し救いたら ほら お揃いだ 手手も足も耳も口も 頬も鼻も揃えよう 何時か何時か舞い戻りし時 見つけられるように 行くぞそら行くぞ 行くぞそら行くぞ 迎えに行こうか

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    【鏡音リン・レン】風声【オリジナル】

    歌詞 打ち付くは風声 慟哭にも似た声 伸ばしたるその御手に 一匙の願いを 吹き荒ぶ 叫ぶ声は 断末魔によく似て 非力にもがいて尚 脆弱な祈り 翼を打ちつけ拒んだ 僕だけの翼で飛べる気がした 僕だけの翼で大空高く 嘶く風声よ 形無き御手になど 純白の翼を渡しはしない 広大なる大地と 無限に続く大空と 伸ばしたる両の手が 掴み取りしものは 空虚にて 脆く流れ 断末魔さえあげず 非力にもがいて尚 脆弱な祈り その日を信じて拒もう 僕だけの翼はこの背にありや たとえ仮初でも羽ばたけるはず 力無き風声よ 押し戻すその御手に 翼の意味を知りて尚抗おう 純白の翼は今もこの背にあり 目に見えはせずとも飛べるさ ほら 僕だけの翼で 僕だけの翼で飛べる気がした 僕だけの翼はこの背にあるから 優しき風声よ 押し戻すその御手に 抗わず行く術がこの背にあれば 僕だけの翼で 飛べたはずなのに いまだ見果てぬその広さ 空へ

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    【鏡音リン】閉鎖の箱【オリジナル】

    歌詞 閉鎖の箱で順繰りに 自分の番が来ぬように 閉鎖の箱で8の字を 自分の番が来ぬように 震えてりゃあいいさ 「チョットゴランヨアノコ」 同情とは名ばかりの私刑 あんたの番はもうすぐよ 心の中で呟いては爪を噛み切る 始まりの鐘もお終いの鐘も どちらがどちらかわかりゃあしない 蛇が尾に噛み付いて8の字を作る 閉鎖の箱の中順繰り巡る巡る 始まりも終わりも知らずに8の字 矢印の向かう行方は制御不能 平等に注ぐお遊戯 かくれんぼの机と 鬼ごっこする鞄と 囃し立てる歓声 響いた 回る回る視界はずぶ濡れびしょ濡れ 自尊心も取り囲み嘲る声に 歪み崩れ赤く染まる 息を殺し呟く 制御もできない矢印の尖った矛先が 次はあんたに刺さりますように 閉鎖の箱の中順繰り巡る巡る 罪悪感さえも愉悦に掻き消せ! 矢印は回る 明後日の方角 所詮飽きるまでのお遊戯 かくれんぼの机も 鬼ごっこする鞄も 次に処刑台に立つのはあんたよ 回る回る順繰り椅子取りゲームのその合図 座れない一人が取り囲まれて舞台に上がる 爪を噛んで呟く 早く早く合図の鐘が鳴り響いて誰かを あたしの場所に立たせますように 始まりの鐘もお終いの鐘も どちらがどちらかわかりゃあしない 繰り返すただの8の字 回る回る矢印 今はあたしの独壇場 だけど今に見てなよ まだまだ矢印は動いているわ 巡る巡る順繰り 鳴り続ける合図の鐘は 始まりも終わりも 違う音など鳴らしはしない

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    【鏡音リン・レン】送墓唄【オリジナル】

    ▶リイマカハ|歌詞
    狐火鳴く鳴く咲いた花は 荒野照らして塵となる 愛しい白玉の骸 あちらこちら 捨て置かれてさようなら! ハイサハイサ!かくも五月蝿き 騒ぐ鳴らすちんどん 行きの道ならお迎えが 杭の音が一つ二つと 数え数え響きゃあ やっと気付くは愚図ども さあさ参ろう貴様と 「ハカマイリ」 麗しい眼精砕け解れ 探しのたうつ手踊りに 拍手喝采する骸 どちらこちら 忘れられてさようなら! サイヨサイヨ!かくも五月蝿き 唱う声は念仏 帰る道ならお一人で 黄昏時お手手を引いて 誘い誘い 「おいでや」 お一人様が知れずと 騒ぐ事なし貴様と 「ハカマイリ」 お前様の御家系の墓場は かえるのよく啼く沼地に近く 帰しゃあせんぞと怒凄声ひとつ 下路下路下路下路 参ろうか? 目玉心玉頭蓋の玉と 並べ比べ見せようか さてもさても麗しい姿 数え 数え こちらへ 杭の音が一つ二つと 数え数え響きゃあ 次は我らが参ろう 引き落とそうぞ貴様を 「ハカマイリ」 「     」 「     」 かえるの無く頃袖を引くのは
    ▶ハカマイリ|歌詞
    息の途絶えた枯れ尾花に 灯して巡ろうか幽霊火 夜露に濡れた骸 あちらこちら 埋むための影は見えもせぬ 囂然騒然引き連れ参ろう 真冬の霊屋は雨も凌げぬが 行きの道ならお連れしよう 手招き拱くお手手を握り 頸骨五寸で繋ごうか 見返りも知らぬ愚図ども 貴方とお前と貴様と 「ハカマイリ」 風吹き荒ぶ塚に卒塔婆 へし折れ刺さるは尸の眼 落ちて窪んだ骸 どちらこちら 探し彷徨う影はそこかしこに 囂然騒然引き連れ参ろう 真冬の霊屋にゃ坊主もおらぬが 帰る道ならお一人で 入日の頃合 大禍時に 手招き手招き 「おいでや」 当処も行方も知れずの 貴方とお前と貴様と 「ハカマイリ」 お前様の御家系の墓場は 蛙のよく鳴く沼地に近く かえるかえるなくしゃがれた声で 下路下路下路下路 戻ろうか? 飴玉心玉に当該乞玉 並べて端から喰らって見せようか 姿は違えど普く余無く おいでや おいでや こちらへ 手招き拱くお手手を握り 頚骨五寸で繋ごうか 杙を片手に参ろう 貴方とお前と貴様を 「ハカマイリ」 「     」 「     」 かえるの無く頃袖を引くのは

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    【鏡音レン】リイマカハ【オリジナル】

    歌詞 狐火鳴く鳴く咲いた花は 荒野照らして塵となる 愛しい白玉の骸 あちらこちら 捨て置かれてさようなら! ハイサハイサ!かくも五月蝿き 騒ぐ鳴らすちんどん 行きの道ならお迎えが 杭の音が一つ二つと 数え数え響きゃあ やっと気付くは愚図ども さあさ参ろう貴様と 「ハカマイリ」 麗しい眼精砕け解れ 探しのたうつ手踊りに 拍手喝采する骸 どちらこちら 忘れられてさようなら! サイヨサイヨ!かくも五月蝿き 唱う声は念仏 帰る道ならお一人で 黄昏時お手手を引いて 誘い誘い 「おいでや」 お一人様が知れずと 騒ぐ事なし貴様と 「ハカマイリ」 お前様の御家系の墓場は かえるのよく啼く沼地に近く 帰しゃあせんぞと怒凄声ひとつ 下路下路下路下路 参ろうか? 目玉心玉頭蓋の玉と 並べ比べ見せようか さてもさても麗しい姿 数え 数え こちらへ 杭の音が一つ二つと 数え数え響きゃあ 次は我らが参ろう 引き落とそうぞ貴様を 「ハカマイリ」 「     」 「     」 かえるの無く頃袖を引くのは

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    【鏡音リン】ハカマイリ【オリジナル】

    歌詞 息の途絶えた枯れ尾花に 灯して巡ろうか幽霊火 夜露に濡れた骸 あちらこちら 埋むための影は見えもせぬ 囂然騒然引き連れ参ろう 真冬の霊屋は雨も凌げぬが 行きの道ならお連れしよう 手招き拱くお手手を握り 頸骨五寸で繋ごうか 見返りも知らぬ愚図ども 貴方とお前と貴様と 「ハカマイリ」 風吹き荒ぶ塚に卒塔婆 へし折れ刺さるは尸の眼 落ちて窪んだ骸 どちらこちら 探し彷徨う影はそこかしこに 囂然騒然引き連れ参ろう 真冬の霊屋にゃ坊主もおらぬが 帰る道ならお一人で 入日の頃合 大禍時に 手招き手招き 「おいでや」 当処も行方も知れずの 貴方とお前と貴様と 「ハカマイリ」 お前様の御家系の墓場は 蛙のよく鳴く沼地に近く かえるかえるなくしゃがれた声で 下路下路下路下路 戻ろうか? 飴玉心玉に当該乞玉 並べて端から喰らって見せようか 姿は違えど普く余無く おいでや おいでや こちらへ 手招き拱くお手手を握り 頚骨五寸で繋ごうか 杙を片手に参ろう 貴方とお前と貴様を 「ハカマイリ」 「     」 「     」 かえるの無く頃袖を引くのは

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    【鏡音レン】木偶殉歌【オリジナル】

    歌詞 辿る輪郭は冷たさだけ残し 朧げな色が浮かんでは消える 遠い日に消えた彩りと面影 日に日に朽ちて行くだけの姿は 美しいままで陽炎のように 手を伸ばし触れることもできず 消えて行く色を追い求めても いつかは掻き消されるのか あの日の僕のように・・・ 盲目であることの恐怖は消え失せ 続く闇にさえ怯えたりしない ただ今も悔やむ事があるとすれば おそろいになれなかったこと 亡色日の記憶も今は無く 辿る輪郭も蕩けて歪む 木偶となった時最後に見た姿 泣き叫ぶその声だけが鮮やかに 薄れ行く色と流れ出す過去の日 掴む手はいつまでも空を切る 白亜の砂のように滑り落ちて行く 苦しみもいつか消えるのか あの日の二人のように・・・ 盲目であることの恐怖は消え失せ 融けて行く色に怯えたりしない ただ今も悔やまれるのは 貴方の笑顔まで無くすこと 響く響く  の雨 いつか変わる白地の声 響く  笑い声は 崩れ行く君の  の証 結末も見られずに 途  たこの木偶の両目―――! 絡繰人形の糸は途切れて 盲目であることの恐怖は消え失せ 悔やむのは君と同じでないこと せめて最後のあの時に 君を抱きしめられなかったこと 燦然の過去の日に未練など無いが 君がもしもまだ生きていたとして 寂しがり屋の君を探し 撫でることもできないなんて 盲目であることを受け入れたあの日 ただの木偶となり朽ちて消えた日に 後悔も未練も消えぬまま 伸ばした両手は空を切る 色あせて消えて行く いつかの約束も まどろみに融かされて 消える また消える 雫が落ちて行く・・・ 盲目であることの恐怖は消え失せ 続く闇にさえ怯えたりしない この胸に残る僅かな 貴方が消えることだけを 恐れてもがき抗う

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    【鏡音リン・レン】樹脂円舞曲【オリジナル】

    歌詞 流れる円舞曲は息を切らし 途切れ途切れに音を紡ぐ 奏でるのは御伽話 拍子の外れた曲線 閉じた門 寡黙な扉 忘れられた樹脂製の檻 手を伸ばし 届くのは――― 定められた運命なら 今すぐに扉を開けて 朽ち行く石畳と踊りましょう 彩られた約束と二人はあの日のまま 過ぎ去る時間に囚われることも無い 錆び付いた鍵は脆く解け 纏わる黒が傷を増やす 栞の無い永久の絵本 足を踏み外す指揮者 崩れ落ちた壁に刻む 消えることの無い刺青 手を伸ばし 届くのは――― 消えはしない樹脂の檻と 行方知れずの楽譜 終止符も探せずに繰り返し繰り返し 彩られた約束と二人はあの日のまま 過ぎ去る時間に抗うこともできず 定められた運命なら今すぐに扉が開き 彩られた約束は永久になるはず 阻むのは触れられぬ見えもせぬ樹脂 伸ばした手に突き刺さるその檻の名は 形を無くしていく忘れられた円舞場 繰り返し繰り返し終わらぬ見世物 笑う声は高く響き 泣き声は遠く 積もり積もり融かし壊し 見えざるその壁だけが 閉じ込められた檻の中 手を伸ばせど淵は見えず 円舞曲の続きをまた二人 踊れるような気がして 消えはしない檻の中 いくら手を伸ばしても 貴方に辿り着けず突き刺さる 分厚い壁に怯え 気を違えた蓄音機が 崩れた円舞曲を奏でる 拍子が外れて踊れない 終わりもしない物語を 定められた運命なら扉が開き 彩られた約束が永久になる 果たされぬ約束は檻の外 手を伸ばせど 過ぎ去る時間に囚われることも無く 過ぎ去る時間に抗うこともできず 聳え阻む檻の名は―――