涼風吹けど尾鰭の青は天の海
船出を祝しさよならは晴れやかに
木嵐吹けど尾鰭の青は天の原
門出を祝しさよならはにこやかに

想えば苦く狐日和のような道でした
随分遠くまで来たもんだ
「はじめまして」

お揃いに咲いた八本脚の首飾り
目玉がぎょろりと吐息を蹴散らして
お揃いに告げた千年後の合言葉
おやすみ
目覚めた時にはあしたになってるさ

宝の地図に×印を
目印に同じ傷痕を
気休めにおまじないひとつ
次はうまくいくよ
同じだけど違う二人になって
しあわせに息をしよう

想えば辛く虚空のような道でした
随分遠回りしたもんだ
「ただいま」

お揃いに咲いた八本脚の首飾り
鋏角がじわりと言葉を刈り取って
お揃いに告げた千年先の合言葉
今回は残念だけど来世で待ってるさ

“あした”また会おうね




