2017

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    【KAITO】ミストレスシンドローム【オリジナル】

    歌詞 とりあえず 爪先に口付けを 滴る水蜜 ご機嫌はいかがです? 指先に焼き付けて 色移すネイル お口に合いますか? 頤に口付けを 煌く星屑 ご機嫌はいかがです? 唇に焚き染めて 色付いたネイル余さず擦って 飾り立てたアナ 世界の全部をしゃぶりたい 甘いフレーバー キラキラのお薬 世界の全部をやぶりたい 従えてピカピカの召使 ダイテサイテツイテヌイテ 聖女のビスチェを暴け ああ、もしも願いがかなうのならば 指で乱すらせんに愛を描こう ああ、もしも願いがかなえられたなら 指を組んだ乙女が降りてくるのさ 爪先に服従を 包んで沈めて 天国は見えますか? 指先に隷属を 掻き抱く悲鳴に 続きが見えますか? 頤に恭順を 潰して賺して 出来栄えはいかがです? 唇に哀願を 差し出す杭に甘さを擦って 曝け出した果実の啓示 流れる雫を愛したい 吐息まで慈しみたい 等価の想いを返したい 平伏し傅きたい 嘯いた化けの皮に 酔いしれて夢を見て 悦び落ちるアナは 愛しの女王になり得ず 届かない 世界の全部をしゃぶりたい 甘いフレーバー キラキラのお薬 世界の全部をやぶりたい 従えてピカピカの召使 檻も首輪も貴方だけに なくした理想の偶像 貴方に出会うまで 幾度でもアナを散らしましょう ダイテサイテツイテヌイテ 淑女のヴェールを暴け

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    【鏡音リン・レン】前夜祭の時計【オリジナル】

    歌詞 内緒話はからからと 刳り貫かれた南瓜を転がり飛び出した 辿るねずみがころころと 秘密を吐いては暗がりに押し込めた ケラケラ 角に芽が出た瞳孔が 並べられたおかしに滲み込んで 苦く根を張る焦げ跡を 素知らぬ顔で頬張った おちていった 赤く揺らめく暖炉 ゆらゆら空を歪ませて 漂う影をいつかの日に眺めていたような 夢に見た行進  きらきら夜を縫い付けて 駆け出す先をいつかの日に眺めていたような 顔のない化物が来るって 潜めた声 人差し指 目玉を潰すおまじない 顔のない化物が来るって 時計を戻しに来るんだって だから楽しいゆめも忘れて 眠りにつきなさいと 怯えた君が告げる 噂話はぬめぬめと 捩じ切れた蝋燭を浸して閉じ込めた 這うなめくじがとろとろと 秘密を吐いては暗がりに植え付けた ケラケラ 隅に開いた瞳孔が 並べられたおかしに潜り込んで 苦く糸引く生焼けを 素知らぬ顔で飲み込んだ きえていった 手を繋ぐおばけたち 笑いかける魔女の切り絵 仲間外れを探す歌をいつかの日に聞いたような 魚を呼ぶ道化師 割れた仮面の舞踏会 悲劇を嘆く紙芝居をいつかの日に観たような 顔のない化物はどこに 怖くないよ 怯えないでよ まだまだ今日を続けようよ 形ない化物を創って 隠したいのは なくしたいのは 偽物の僕等でしょう? 終わらない夜でしょう 顔のない化物が来るって 嘘の奥に見定める色 頭を融かすおまじない 顔のない化物が狂って 変わらない続きを欲しがって 形ない現実を繰り返す だから楽しいゆめに溺れて 眠りにつきなさい そして目覚めたらまた 帰ってきてね 抱きしめてね 前夜祭を続けよう わるいこだったあのこたちは ばけものにさらわれて ずっといいこだったかれらは わるいこになったのさ

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    【鏡音リン・レン】大問題されど大晴快【オリジナル】

    歌詞 大問題!されど大晴快! ちょいとそこ行く老紳士 過去切った張ったが得意な鷹の爪  阿ッ!と驚く鎮魂歌 やれ掘って放った奈落に蜘蛛の糸 契っちゃ斬った縁星の数 矢っと御出座す疫病の華 大暴走!されど大英断! 根付く大樹に影を焼け 静 死を選り順うは 物の怪なる性よ 大問題!されど大晴快! 転ずれば神の仔 移ろえよ 吟えよ 疾く参じ疾く集えよ 明けの裾野に百鬼の哭く 望め渇けよ 葛の如く 奪え求めよ 黄砂の如く 湧けよ湛えよ 底無き念いを 諸手を掲げ焼野原へ 彷徨えど無きもの 星を詠み夜を紡ぐ 座して流れし百夜の 果てに息吹と欲の色 やれやれ 勿体ぶった制だ なおなお 縋り請うのか まだまだ 永きも愛しも存ぜぬ片手落ち  儚きは散りゆく命 ちょいとそこ行く老紳士 過去切った張ったが得意な鷹の爪 阿ッ!と驚く揺籃歌 やれ舞って待った奈落に蜘蛛の糸 破っちゃ結った縁星の数 矢っと御出座す疫病の華 大団円!されど大往生! 騙る雄姿に管を巻け 生 子を選り順うは 全能なる性よ 大西遷!されど大誓文! 大問題!されど大晴快! 転ずれば神の仔 日の出墓所より 風花に抱かれし巡りも積と呪けよ 明けの裾野に鬨の声 睥睨せしは祝いと諦観と身に刻め 寄らば大樹と驕れよ 明けの裾野に百鬼の哭く 踊れ悪鬼の使途

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    【KAITO】暇に弄す春のウタ【オリジナル】

    歌詞 色付きし季節に ハイカラなヒール蹴とばして 匂う花の名を耳元で囁いて欲しい 「へつらうならお手の物」 「どうしようもない私を、どうぞ、蔑んで!」 散らした蕾想えども 「りそうはかくも遠ざかりて」 ぬけぬけと宣う睦言 「るつぼはかくも甘やかにて」 ヲンナノ矜持ヲ 我が袖はかく語りき がたついた倫理に 世迷い言ばかり突き立てて 誰時の現とうそぶいて酔い痴れていたい 「ぞんざいに見せびらかして」 「常無きものと今ぞ知る」 なんて脆い二律背反 らいらいたる不誠実に 「むくろはかくも近く近く」 有象無象に恐れなど無い 「為政がごとく驕らんとす」 のばした両手に 奥だけを明け渡すの 山のような自尊心 今宵も代り映えなく 日が昇るまでの遊戯と知りながら 越えられもせず夢は今 「エンモタケナワ」 てまねいて押さえ付けてよ 浅い所ばかり穿らないで きずつけるならずっと深く 夢通うだけじゃ足りない 見下げる先はけもの道 「しぶくまでどうぞ、追い詰めて」 酔い醒め渇き落ちる前に ひいらぐ唇を満たして 「もひとつ召しませ」 せなに刻む朱の格子 「ずっと、耽る、暇潰しを」