2013

  • ..zip DL

    【鏡音リン・レン】前夜祭の産声【オリジナル】

    歌詞 今夜は誰と遊ぼうか アノコソノコドノココノコ 「可愛い!」 おそろいに打ち上げられて 腐ったおめめが素敵 綺麗なガラクタにしよう 彼と彼女とおそろいに 切ない涙と誘う声 仕上げに垂らす魔女の夢 ハロウィンの夜に魔法の歌 「       」 土くれが這い出し踊りだす 「        」 お祭りだ 並べ進め笑え! 今夜は良い雨模様です 二人が死んだあの日のようです 今日の好き日に生まれ落ちた 彼と彼女の出来の程は――― 「あーあ」 また同じに二人は二人を探しさまよって 僕らがもらうはずのお菓子を海に投げ込んだ デキソコナイ藻屑に嘆く時間は無い もっとちゃんとやっとそっと 何度だって繰り返そう いつかの夜をやり直すんだ 継ぎ接ぎの両手がなくなる前に 嵌め込んだ目玉がころがる前に 挿げ替えた頭が二人を覚えている内に 聞けずじまいの魔法の言葉を伝えてくれない二人は 言えずじまいの魔法の言葉を伝えられない二人なら 彼じゃない君も彼女じゃない君も 「いらない」 ハロウィンの夜に魔法の歌 「       」 消え失せた明日が踊りだす 「        」 最後に残した二人の歌 いつかの夜明けに 土くれの祈りは墓の下 まだまだ行けない お祭りだ 並べ進め笑え歌え探せ踊れ 辿り着くまで! そして聞きそびれた声が千切れた耳に届いたら あの日からずっと閊えていた 続きの呪文を歌うよ 「trick or treat」

  • ..zip DL

    【KAITO・IA】前夜祭の篝火【オリジナル】

    歌詞 「悲しい」と「寂しい」と囁く声は懐かしく 「今すぐ」と「もうすぐ」と答えた声はだあれ? ロリポップもチョコレートも溢れるほど拵えたのに あどけない呪いが待てど暮らせど聞こえない ハロウィンの夜に愛しい二人は きっとずっと迷子になって 戻れないなら帰れないなら 探しに行こうか 星屑の海に船出の時 目指す先はあの雲の果て 空を往く旅路を照らす 篝火を燈せよ ハロウィンの夜に魔法の言葉 「ユオユオヤーバッキャーグェン」 戻れないから帰れないから 終わりは其処にあるのだろう 愛らしいその声は覚えがあるような 美しいその目玉は覚えがあるような 迎えに来たよ 忘れやしない 指きりの約束だから 守りにきたよ 叶えにきたよ さあ 涙を拭って 笑っておくれ 歌っておくれ 何処にも行けやしないから 教えておくれ 示しておくれ この夜のおしまいを 「おかしい」と「むなしい」と囁く声が遠ざかる 「容れない」と「要らない」と吐き捨てたのはだあれ? 溶け落ちた核心が紛い物だと泣き叫ぶ 戦慄いた呪いに返す言葉はひとつだけ trick and trick 彼じゃない彼女じゃない お前達に魔法は解けない 何度でも呼び続ける 名も知らぬ二人を 星屑の海が白んでゆく 叫く声も陽光に消える 空を往く幽霊船は音もなく沈んでゆく

  • ..zip DL

    【鏡音レン】スプーンフルソルト【オリジナル】

    歌詞 最果てに楽園を見て 遺された虹の根元で 錆び付いた世界の終わりに 歌を紡げるなら 亡骸に栄華を載せて 送られた雲の穂先で 沈み行く世界の終わりに 願いが叶うなら 君に誓う言葉を明日に捧げよう 一筋のゆらめきが君に灯りますように (   ) 朽ちてゆく身体に救いの手を (   ) 消えてゆく世界に手向けの子守唄を 紡ぐ微かな歌は思い祈るひとさじ 願う微かな夢は思い募るひとさじ 小さな一掬いの愛告の声 与えられたどの幸福より焼き付く色が 霞んでゆく蒼天の陸に強く芽吹いた 君に望む最後は小さな一滴 溢れ出す幸せの意味を 君に伝えられるなら 忘れないで 愛しい人よ 世界は美しい 僕の頬を濡らす涙は黒い雨じゃない 巡り会えた幸福を 愛する慶びを 一匙のゆらめきを 僕は奇跡と呼ぶ

  • ..zip DL

    【鏡音リン・レン】言一葉【オリジナル】

    歌詞 愛した君のために贈る言葉ひとひら 流るるせせらぎにたゆたう一舟 背にしたためし 願う言葉ひとひら 見送り呟いた いつか追いかけて行くから 君よ健やかであり給え 人を愛し給え ひらり 舞い落ちた 若葉と言一葉 見送る葉舟 ゆらり流れ 細波に飲まれ沈んだ 込めたるこの思いも共に沈めよと呟いた 朝風の吹きたる行方に 映らざるは愛しい姿 秘めたるこの思いを乗せて運べよと呟いた 返らざるは童心の無垢なる憧れと 知りて覚めやらぬ逆夢 愛した人よ美しく気高く生き給え 愛する人よ美しく気高く生き給え 遠く空の下 願うは言一葉 燃え盛る思いは今も尚狂おしく 淡き恋心は消せずに今も温かく されどいつか露に流せたなら 届かざると知りても伝うと決められたなら 君の元へと 君よ健やかであり給え 人を愛し給え 忘れる事なかれ 叶わぬ恋と知りて 身を引きて尚 求めてやまぬ 焦がれる私をどうか忘れ給え 愚かしき心をどうか許し給え 永久のひとひら 愛した君のために送る言葉ひとひら 流るるせせらぎにたゆたう一舟 滲む言の葉の 声を未来へ誓おう

  • ..zip DL

    【IA】cream【オリジナル】

    歌詞 幼い夢は影に鎖されて 愛しい指が鍵を拵えた 患う笑顔さえ 騙る涙さえ 今は奥深く微睡む意識の底 囁く懐かしい声 手を伸ばした 睡りの潭は薄汚い欲に塗れ 渇きの爪は静寂を裂いた その唇で汚穢を飲み込んで 穢れた舌で猥らな欲を謡って さあ今すぐ開いて 幼い君の夢を黒に落とし 助けを請うた指を絡め 満たされた蜜の底 満たされぬ嘆きを抓み 爛れ落ちた天使の声を孕め 契りの穴は高邁な泥に塗れ 求道の嬌声は静寂を裂いた その指先で罪過を掻き混ぜて 汚れた両手で遺る胸を抉って さあ今すぐ閉ざして 君に繋る物 全ての愛 慈しむ他者の回り 綴じ込み縛り上げ 流し込む夜色の蜜 剥製の 君を象る君は黒に染まり 嘆きの歌は歓喜に墜ちて 満たされる悦びを 造られる快楽を 鍵となして 双葉の夢はこいに別たれて 望みの庭に愛を積もらせた 患う涙さえ 騙る笑顔さえ 今は愛おしく いつまでも

  • ..zip DL

    【鏡音レン】cream【オリジナル】

    歌詞 僕が君の“たった一人”になってあげるよ 蕩けるクリームに身体を浸して 貪る誘惑の香りは甘い白 しゃぶる指先に燈る疑心の声 何回何回解き明かしても 君のホントウに辿り着けない 何回何回愛を囁いて 君のヒトツになろうか 名前を呼んで笑って見せて 誰一人その瞼に映さないで 囲んだ両腕の淵から毀れる涙雨を 掬うのは僕だけでいい もっと賢くなって もっと盲目になって もっとしがみ付いてみせておくれ もっと駄目になって もっと一人になって もっと追い詰めてみせて 僕だけが君の嘆きの隙間を塞いであげられるんだ 爛れた蜜の海に沈めてあげるから 鎖も枷も縄も要らなくなった証を 君の“愛する人”に謳うように差し出して 吐息を摘んで鐘を閉ざして 嘘吐きの優しい夢は滲んだ それでも 爪の先から染み込む甘い声が囁く もっと狡くなって もっと利口になって もっと縋り付いてみせておくれ もっと大人になって もっと気高くなって もっと締め上げてみせて 隠した小さな傷 微かな溝をなぞって 抉り広げる指が擦るように解けた 与える一滴は渇きに喘ぐ舌に 君の声の行方も選ばれた道筋 僕だけを 僕だけが 君を愛するだけの準備はできているんだ 囲んだ両腕の底でクリームに溺れて もがき抗う様は滑稽な一人遊び 拒み逃れた先で答えに跪いて

  • ..zip DL

    【鏡音リン】cream【オリジナル】

    歌詞 秘密をひとつ転がして突き立てた 幸せ 笑み 秘密の愛は抜け落ちた 天国へ さようなら 粘つく解はこの手の平に 酔う 滴る蜜はこの手の平を 鮮やかに染めるのでしょう 包む甘さを鎖へ 伝う甘さは楔へ 絡む言葉は水底へ 刃を立てて 愛しましょう 馬鹿な君が私だけに染み込むまで 愛したいの 馬鹿な君を私だけに塗り潰せるまで 秘密をひとつ飲み込んで突き刺した 幸せ 摘み 秘密の愛は結ばれた 天国で さようなら 粘つく解はこの手の平に 酔う 滴る蜜はこの手の平を 緩やかに変えるのでしょう つみを重ねる理由を つみを貪る許しを 甘い言葉で塗り付けて 溶け落ちる 愛しましょう 罪の声に君の声が潰れるまで 愛しましょう 昏い蜜が君の咽喉を埋め尽くせるまで 愛したいの もっと深く 御揃いが素敵でしょう? 嘆きの哀願さえ憎しみに変えて 色付いた甘い歌を囀って サヨウナラ ハジメマシテ 私だけの愛しい人 混ざりましょう クリームみたいに 甘く甘く溶け合えたなら 素敵でしょう 幸せでしょう 気持ちよくて解けちゃいそう 約束だよ 蜜の中でいつまでも抗って

  • ..zip DL

    【KAITO】cream【オリジナル】

    歌詞 ウソみたいなホントの話 イトを引く誰かさんのイトが 「オマエはもう要らないコなんだよ」って 軽く僕を放り投げたんだ 悪夢みたいなホントの話 イトも無く僕のイトは切れて サヨナラを伝える相手さえも そういえば一人もいませんでしたね 折り重なる声の糸が紡ぎあげた僕の容ごと 曖昧な約束はcreamに熔けた 未来など最初から望んじゃいないさ 無くなるまで続く鬼ごっこにバイバイ! 纏わる蜜の中で滑稽なかくれんぼ 無様な幕引きは答えを閉ざした 積み重なる針の意図が紡ぎだした葬列ならば 冷たい指も犯す答えも受け入れたのに 糸をひく真実 淀む正の意味 渦巻く蜜の色に熔かされては 満ちる焦燥も腐る羨望も 喰らい尽くして影を吐け 嘘みたいな夢を歌う残酷なもう一人の僕に 殺された行き場の無い断末魔さえも 苦さを宿すcreamに 波紋さえ残さず熔けるように沈みゆく 未来など最初から望んじゃいないさ 無くなるまで続く鬼ごっこにバイバイ! 纏わる蜜の中で滑稽なかくれんぼ 無様な幕引きは答えを閉ざし 正解不正解なんて馬鹿げた遊び 気まぐれな誰かが選んだ夢さ 贋物の甘さを舐りつくして いかれた舌先で叛逆を歌え

  • ..zip DL

    【鏡音リン・レン】るるのゆめ【オリジナル】

    歌詞 おはなしのね おしまいにね やってきた かいじゅうさんのゆめをみたんだ おひさまがね なきむしでね おはなしのつづきを また くれよんがたべた 一人きり 明日のゆびさきが頬をなでる前に ふわふわにかきまぜた思い出のかけらを となりでねむる君にささやくんだ 星の出ない夜に眠る空に おやすみのご挨拶 ななつの目蓋に目隠ししたら こわい声もにじむ雨も あさっての向こう側 ふるえる両手はお祈りのように沈みこむ 沈んでゆく おぼれる 水の中ゆらゆらぐらり おやつのあと ゆうがたにね びにーるのおんなのこがわらったんだ くしゃくしゃにね だきしめてね ちいさくなったおんなのこは いらないこだけれど 一人きり 手をつなぐ からまるふたりの夢は ぱちぱちとはさみの音で たくさんにわかれて パズルみたいな君をつなげるんだ 星の出ない夜に眠る空に おやすみのご挨拶 ななつの目蓋に目隠ししたら こわい声もにじむ雨も あさっての向こう側 ふるえる両手に赤いはなびら さいた 一人きりでねむる君に おやすみのご挨拶 明日も昨日も いらないこだから お祈りの手が沈みこんでゆく また